■ 機微技術と軍事用途/自律型兵器の国際管理等
■ 懸念国が欲する技術と獲得手法の多様化
■ 中国関連動向
■ 経済安全保障推進法/国家安全保障戦略関連
■ マネロン・拡散金融/デジタル通貨関連
■ 国連安保理決議関連
■ イラン・サウジ・中東情勢
■ ロシア関連動向
■機微技術と軍事用途/自律型兵器の国際管理等 | |
エマージング技術・基盤的技術 | 軍民両面で飛躍的発展をもたらし得る「エマージング技術」(新興技術)、既に成熟している技術であっても軍事用途に大きなインパクトを与える技術である「基盤的技術」について、軍事利用可能性について識者が解説。今後、輸出・投資規制対象化の動き。 |
先端兵器の開発、利用 | 軍事バランスを大きく変え得る先端兵器のインパクトと開発・利用状況を解説。 高高度電磁パルス(HEMP)の/極超音速兵器・AI兵器・ドローン等/レーザー砲・レールガン 等 |
宇宙の安全保障、宇宙協力 | 中国が進める宇宙開発の全貌と軍事利用/対ロシア制裁によるロシアの宇宙開発及び国際宇宙協力への影響/宇宙安全保障をめぐる諸動向 等 |
自律型兵器、武器等の国際管理 | 自律型致死性兵器規制のLAWS、武器貿易条約(ATT)等の通常兵器軍縮条約の検討状況/核物質防護条約改正/銃器議定書/CCW/対人地雷禁止条約、クラスター弾条約/小型武器軍縮 等の検討状況 |
■ 懸念国が欲する技術と獲得手法の多様化 | |
懸念国が欲する技術と獲得手法等 | 中国が欲する“卡脖子”(大きなネック)技術等/高度人材の獲得戦略/アカデミアからの技術獲得//知財訴訟を制約する中国の禁訴令/中露・北朝鮮の機微技術調達手法、ルート/旧ソ連圏諸国からの技術流出/航空測量データの問題/ |
■中国関連動向 | |
中国の軍民融合戦略 | 軍民融合を支える諸要素(軍民融合戦略/軍工四証/軍工資産証券化/混合所有制)/ 軍民融合戦略におけるターゲット技術/米国側の問題提起 中国の軍民融合関連動向2021年~ |
中国の国家動員/国家安全法制と運用 | 国防動員法等の国家安全法制と企業活動への影響と留意点/海警局の創設/「国家空間インフラ」建設(漁船等海域応用からの考察)/民間輸送力の戦力化/ 改正反スパイ法の成立/海外警察署 等 |
「データ鎖国」化の動き/改正反スパイ法 | 最近、中国の企業情報や学術論文等、従来一般的な公開情報として海外からもアクセスできた情報・データへのアクセスが困難化。改正反スパイ法で中国が「機微」と位置付ける情報を得ようとすることがリスクに。その内容恣意性から外国人・企業の冤罪、拘束の懸念高まる。 |
米中経済・安全保障調査委員会報告書 | 米国議会の超党派から構成される米中経済・安全保障調査委員会(USCC)の報告書は、毎年秋の年次報告と個別報告とがあるが、その問題意識と提言は、米国議会の立法動向に反映されるため重要。2018年版~2022年版年次報告・提言の抜粋翻訳と解説。 |
中国の政治情勢 | 習近平体制下での政治状況の変化とその見通し、経済・社会に与える影響/ロシアとの関係緊密化/中国における企業内党組織/社会信用システム 等 |
中国経済の問題点、リスク | 中国企業のリスク―過剰債務、上場規制、党・政府の監督強化、不正会計等/中国経済のリスク―資金流出、不動産不況、地方財政の窮迫、産業補助金の制約等/一帯一路/米中貿易動向 等。 経済発展を支えてきた経済の基本枠組みが分岐点に。 |
EU諸国等の対中姿勢の変化 | EUでは、中国との貿易・経済の依存関係も強かったが、サイバー攻撃による被害、香港の一国二制度の崩壊、ウイグル人権問題、台湾に対する武力行使の放棄拒否、ウクライナ武力侵攻を行ったロシアとの関係強化等から、中国への警戒と対中リスク回避の動きが強まっている。 |
台湾・香港・南シナ海問題 | 中国が発表した初めての「台湾白書」/中国の「一つの中国」原則と米国等の「一つの中国」政策のせめぎ合い/現実味がある中国による台湾離島奪取作戦/香港をめぐる米中対立の諸様相/香港財界の政治的影響力/南シナ海仲裁判決の意義 等 |
中露の対外影響力浸透 | 中国が発表した初めての「台湾白書」/中国の「一つの中国」原則と米国等の「一つの中国」政策のせめぎ合い/現実味がある中国による台湾離島奪取作戦/香港をめぐる米中対立の諸様相/香港財界の政治的影響力/南シナ海仲裁判決の意義 等 |
■ 経済安全保障推進法/国家安全保障戦略関連 | |
経済安全保障推進法/国家安全保障戦略 | 政府の関係サイト/経済安保推進法の逐条的解説/米国のセキュリティ・クリアランス制度/米国の防衛調達上のセキュリティ(VTM等)/非公開特許/研究インテグリティ/基盤インフラのセキュリティ/経済スパイ活動規制 等 |
地政学上のリスク管理 | 有価証券報告書において諸リスクの具体的開示が義務付けられ、経済安全保障関連リスクもその対象に。最近の中国やロシア等を巡る安全保障環境の厳しさから、従来の自由貿易体制、経済合理性だけを前提とした企業経営は困難に。台湾有事も視野に入れる必要が。 |
サプライチェーン上の問題 | 同盟国・同志国間での「信頼できるサプライチェーン」構築の動きが活発化。レアアース、電池関連、医薬原材料等、重要物資の確保が焦点に。経済安保推進法でも推進措置。 |
防衛装備移転/韓国の装備品輸出拡大 | 国家安全保障戦略の改定で、防衛装備移転三原則も見直しの動き。他方で、外為法上のネック等も引き続き課題に。韓国は長年防衛装備品輸出を国策として取り組んできており、最近の西側諸国によるウクライナ支援の流れの中で注目度向上。 |
サイバーセキュリティ | 米国の国家サイバーセキュリティ関連戦略・規制や、サイバー攻撃・サイバーセキュリティの諸相等についての解説資料を掲載。重要社会インフラへのサイバー攻撃、核セキュリティ、スパイソフトウェア、標的型攻撃、パブリックアトリビューション等。 |
バイオセキュリティ | 近年の生物剤の動向と貿易管理/危機管理における「正しく恐れる」ことの重要性/最近の化学兵器関連事案から見る脅威認識の捉え方/北朝鮮の生命科学研究の一端~学術論文データベースを使った分析を中心に/生命科学研究のデュアルユース・ジレンマとテロ対策 等 |
■ マネロン・拡散金融/デジタル通貨関連 | |
マネーローンダリング/拡散金融 | テロリスト、北朝鮮等によるマネーロンダリングによる資金確保が安全保障上の大きな問題となっており、FATF(金融活動作業部会)勧告への対応が我が国も含め喫緊の課題に。他方、懸念者・国家対する資金供給(拡散金融)阻止も、輸出管理と表裏一体の課題に。 |
デジタル通貨と安全保障/ドル覇権 | 仮想(暗号)通貨、デジタル人民元等の問題が安全保障面でも様々な議論を提起。 また、その拡大によってこれまでのドル覇権と米国の金融制裁の効果への影響についても議論を惹起。 |
■ 国連安保理決議関連 | |
国連安保理決議―1540号決議、テロ対応/国連海事関連制裁/PCSC協定 | 国連安保理決議によって国連加盟国に輸出管理等の制度運用の整備を国際上の義務とした(「国連による立法」)1540決議/各種の国連制裁の理工を巡る諸課題/重大犯罪防止対処(PCSC)協定をめぐる動向 等 |
国連北朝鮮制裁委専門家パネル報告書 | 国連安保理北朝鮮制裁委員会の専門家パ ネルは、毎年報告書を公表しているが、その内容は、様々な懸念物資・技術の迂回調達やそのネットワーク、外貨調達のための事例が多々含まれている。CISTECで初期から継続してきている毎年の報告書の内容解説を掲載。 |
北朝鮮の迂回調達ネットワーク・外貨調達 | 北朝鮮の海運ネットワーク、地域ネットワーク等を利用した懸念貨物・技術の迂回調達/IT、アパレル等の労働者派遣、国際金融システムを悪用した外貨獲得/北朝鮮の戦術核配備と抑止の構図、北朝の電磁パルス(EMP)攻撃の脅威 等 |
■ イラン・サウジ・中東・南アジア情勢 | |
イラン・サウジ・中東・南アジア情勢 | トランプ政権下での動き、バイデン政権以降の動きについての記事を掲載。 サウジアラビアとイランの国交再開にともなう地政学的な影響/変化する国際/域内情勢への対応を模索する中東諸国/政権交代とイラン核開発 等 |
太平洋島嶼国情勢 | |
■ ロシア・ウクライナ関連動向 | |
ロシア制裁の経済・産業・財政への影響 | 軍事侵攻の長期化で悪化するロシア経済/中国とロシアは米利上げと金融制裁に耐えられるか/ウクライナ開戦約1年 産業への影響/ロシアの半導体サプライチェーン/石油・ガスの流れを変えるウクライナ戦争/油価はロシアの生命線 等 |
ロシア制裁の効果、脱法行為 | 対露輸出を増大させる中国/OFACの公表したロシア制裁の効果に関する分析/欧米の対露制裁措置の現状と効果、ロシアによるカウンター制裁について/FinCENとBISの合同アラート(金融機関向け) 等 |
ロシアの兵器・軍事関連 | 侵攻長期化に伴うロシア軍の装備や供給の最新状況と戦い方への影響/ロシア軍の兵器の質的問題点の顕在化と今後の戦闘の見通し/RUSI”シリコンの生命線:ロシアの兵器の中核にある西側のエレクトロニクス製品/ウクライナ危機とNATO 等 |
ロシアの攻撃、制裁を巡る国際法の課題 | ロシアに対する経済制裁、ロシアからの企業撤退及び戦略物資の確保をめぐる国際法上の諸課題/ウクライナの原子力施設に対する攻撃を国際法に照らして考える/原子力施設に対する攻撃を如何に法的に守るか:ウクライナの教訓を踏まえて 等 |
中露とインド、トルコ、中央アジアの関係 | なぜインドはロシアに依存することになったのか/ウクライナ戦争と中国・ロシアの経済関係/ウクライナ危機の仲介と北欧2ヵ国のNATO加盟問題から透けるトルコの国益重視の外交/中央アジアをめぐるロシア、中国、西側諸国の関わりと今後の展望 等 |
ロシアとサイバー攻撃 | ウクライナを巡る米国・ロシア間サイバー紛争の現状/ロシアによるディスインフォメーション―ウクライナ化学兵器開発説へと至る背景―/ロシアを背景とするサイバー攻撃グループによるサボタージュ目的・偽情報作戦としての攻撃活動とその対策について |
ウクライナ動向 |