自主輸出管理

対中国輸出管理入門 -中国顧客情報収集・分析の手引き- 2014年版 (書籍整理番号F23)

発 行 元
一般財団法人安全保障貿易情報センター
発売日
平成26年7月  
販売価格
賛助会員 2,640円 (税抜 2,400円)
一般/大学会員   3,850円 (税抜 3,500円)
 

 


本書は、日本にとって最大の貿易相手国である中国との取引を円滑にすることを目的として、中国企業などとの取引にかかる軍事転用・拡散リスクの把握方法などを解説した入門書です。
本書のポイントは以下の通りです。

・軍事四証取得企業や外国ユーザーリスト掲載企業を多数抱える軍需企業集団を概説。
・中国企業のリスクを測る指標の1つである軍事四証制度について解説。
・外国ユーザーリストに掲載されている中国企業のうち、企業名が英語名のみとなっている企業
 の中国語名を特定して記載。更に、企業の事業概要や過去の違反事例などについても解説。
・中国企業の英語名から中国語名(簡体字)を特定する方法について解説。
・中国企業の懸念情報の収集方法や分析のポイントについて解説。

本書が、少しでも中国ビジネスに関わる方のご参考になれば幸いです。


<目次>

第1章 対中国取引に伴うリスク
1.リスクの概要
2.軍事転用リスク
3.拡散リスク

第2章 人民解放軍と軍関係機関
1.人民解放軍
2.人民解放軍関係機関とは
3.軍関係の教育・研究機関
4.中国工程物理研究院

第3章 中国の軍需産業
1.軍需産業の構造
2.軍需企業集団
3.民生部門からの軍需参入
4.大学・研究機関

第4章 軍事四証制度
1.軍事四証制度の概要
2.装備承制単位資格認証
3.武器装備科研生産許可証
4.武器装備科研生産単位保密資格
5.武器装備質量管理体系認証
6.軍事四証取得企業の傾向
7.軍事四証取得企業の例

第5章 中国懸念顧客の情報源
1.国内外の懸念組織リスト
2.外国ユーザーリストに掲載された組織の傾向
3.外国ユーザーリスト掲載組織の概要
4.CHASER
5.企業パンフレット
6.Web情報(ホームページ)
7.Web情報(企業ホームページ以外のサイト)
8.その他

第6章 情報収集方法と分析
1.調査フロー
2.外国ユーザーリストなどの掲載の有無の確認
3.英語名から中国語名を特定する方法
4.パンフレットでの調査方法
5.Web 調査方法
6.その他の調査
7.情報分析

参考資料等