○特色
世の中のグローバル化が進む中、海外に現地法人を設立し、そこから各国へ輸出を行うケースが増えてきています。こうした中、特にASEAN地域には多くの注目が向けられておりますが、これら東南アジアの国々は、必ずしも輸出管理法令等が整備されておらず、実際にこれらの国々から輸出を行う際に、どのような管理を実施すればよいのかわからないといったケースも多いことと思います。
本書はこのようなケースに対応するべく、法令がない中で、現地での体制構築をどのような考え方で進めるべきかに重点をおいて作成しました。 さらに、組織の構成から規定の作成、取引審査、該非判定の在り方といった実際の運営についてわかりやすく解説したガイダンスです。
特に規定については、製造拠点、開発拠点、販売拠点、商社といった業種別にサンプルを掲載し、より実践的な内容となっております。 是非ご活用ください。
○目次
第1部
第1章 自主管理体制構築
第2章 構想、準備の段階(規定作成の前におこなうこと)
第3章 規定の作成
第4章 現場の導入時におこなうこと
第2部
製造拠点モデルCP
開発拠点モデルCP
販売拠点モデルCP
商社拠点モデルCP
第3部
インドネシアの輸出管理制度
ベトナムの輸出管理制度
フィリピンの輸出管理制度
タイの輸出管理制度