国際情勢が目まぐるしく変化する中で各国の輸出管理制度も変化し、法令の新規施行・改訂等、各国の輸出管理法制度も毎年アップデートされています。従って、各国の輸出管理法制度を定期的に調査する重要性は益々高まっています。
そのような中、CISTEC国際関係専門委員会 海外法制度分科会では、米国、欧州、アジアの各法制度調査グループを編成し、毎年、各国の輸出管理制度の調査を行っております。そして今年度もその調査結果をガイダンスとして出版することと致しました。本ガイダンスは、カナダ法制度の最新情報を詳細に説明しており、輸出管理業務に携わる皆様の一助となれば幸いです。
〈目 次〉
概況
1.法的枠組
1.1 輸出入許可法(EIPA: Export and Import Permits Act)
1.2 その他関連法
1.3 関連規則・規定
2.主な官庁
2.1 カナダ外務貿易開発省(DFATD: Department of Foreign Affairs, Trade and Development Canada
2.2 カナダ国境業務庁(CBSA: Canada Border Service Agency)
2.3 その他
3.規制
3.1 規制の目的及び規制の種類
3.1.1 規制の目的
3.1.2 規制の種類
3.2 輸出規制リストに基づく規制
3.2.1 輸出規制リストの概要
3.2.2 輸出規制リスト(ECL)の構成
3.2.3 輸出規制番号の構成
3.2.4 ECLの規制から除外されるもの