第33回日本安全保障貿易学会研究大会は、新型コロナウイルスの影響で2022年3月6日(日)にOnlineにて78名の参加者を得て開催された。午前の自由論題セッションは1名の方から、午後のテーマセッションは2セッションを設け報告があった。
■午前の自由論題セッションでは1名の方から報告があった。
■午後のテーマセッションでは2件のテーマで討論を行った。
●第1セッションでは、「欧州の安全保障問題への取り組み」を取り上げた。
●第2セッションでは、「米国の投資規制に関して」を取り上げた。
■ 閉会挨拶
世界史の教科書に載るような事件が起こったが、経済制裁や技術の問題など本学会が扱っているテーマが直接世界史に関わっていることを改めて認識させられる機会ではなかったかと感じる。今後日本がどう対処してゆくべきかを産学官で考える場になればいいと考えており、まさに本日のテーマが色々なヒントになっているので、皆様の研究・仕事に役立てていただきたい。
なお、今回もオンラインでの学会開催であったが、多数の皆様に参加いただいたことを感謝する。
2022年4月
日本安全保障貿易学会 会長 鈴木 一人
日時:2022年 3月 6日(日)
11:00~12:00 自由論題セッション
13:00~14:45 第1セッション
15:00~17:00 第2セッション
大会形態:Webex meetingsによるOnline会議
報告者:手塚 沙織氏(南山大学 外国語学部 英米学科 専任講師)
「人の国際移動の観点から論じる米中関係」
司会討論者:高野 順一氏(日本輸出管理研究所(貿易学会 副会長))
● 第1セッション:<欧州の安全保障問題への取り組み> 13:00~14:45
(1)報告者:江本 茂樹氏(三井物産)
「ヨーロッパの輸出管理について」
(2)吉崎 知典氏(防衛研究所 特別研究官)
「ウクライナ危機と米中露戦略的競争の展開」
(3) 岩間 陽子氏(政策研究大学院大学)
「ドイツ外交と経済安全保障」
(4) 司会討論者:鈴木 一人氏(東京大学(貿易学会 会長) )
● 第2セッション:<米国の投資規制に関して> 15:00~17:00
(1)報告者:渡井 理佳子氏(慶應義塾大学)
「アメリカにおける対内直接投資規制とCFIUSの審査」
(2) 報告者:坂本 正樹氏(丸紅経済研究所)
「米国におけるデジタル通貨の現状・展望と経済安全保障上の論点」
(3)報告者:押田 努氏(CISTEC)
「米国における金融面での対中規制、制裁の拡大指向」
(4)司会討論者:風木 淳氏(経済産業省(貿易学会 理事))
■午前 自由論題セッション
手塚 沙織氏「人の国際移動の観点から論じる米中関係」
司会討論者:高野 順一氏
● 第1セッション:<欧州の安全保障問題への取り組み>
江本 茂樹氏「ヨーロッパの輸出管理について」
吉崎 知典氏「ウクライナ危機と米中露戦略的競争の展開」
岩間 陽子氏 「ドイツ外交と経済安全保障」
司会討論者:鈴木 一人氏
●第2セッション:<米国の投資規制に関して>
渡井 理佳子氏 「アメリカにおける対内直接投資規制とCFIUSの審査」
坂本 正樹氏「米国におけるデジタル通貨の現状・展望と経済安全保障上の論点」
押田 努氏 「米国における金融面での対中規制、制裁の拡大指向」
司会討論者:風木 淳氏