行事の案内

日本安全保障貿易学会第20回総会報告

 第20回(2024年度)総会は、2024年9月8日(日)に第38回研究大会と併せて慶應義塾大学・三田キャンパス東館にて初のハイブリッド方式で開催されました。会場とオンライン合わせて50名の学会員の出席の下、昨年度年次報告に引き続き、今年度事業計画の報告、理事・監事候補者推薦委員会の提案、昨年度会計報告がなされ、いずれも承認されました。また、新規入会員の紹介も行われました。

 第36回研究大会は2023年9月17日に4年ぶりの対面方式で慶應義塾大学にて開催されました。午前の自由論題セッションは応募が無かったため、午後のテーマセッションのみでの開催でした。午後のテーマセッションは第1セッションにて「対露経済制裁の評価(軍事、経済・産業、政治)」、第2セッションにて「中国の経済安全保障をめぐる問題」を取り上げ、時節にかなったテーマで議論いただきました。
 第37回研究大会は2024年3月24日に立命館大学にて開催されました。午前の自由論題セッションでは4件のご報告をいただき、午後のテーマセッションでは第1セッションにて「防衛装備三原則」を取り上げご報告いただきました。いずれも有意義な議論ができたと考えております。第2セッションは新しい試みで「安全保障貿易管理の新時代」と題し3氏による初めての座談会形式の自由討論としました。本音ベースのたいへん刺激的な議論となりました。

 年に2回の研究大会開催を通例としております。これだけの会を開いているという学会も珍しいと思いますが、同時にそれだけ話題がある、報告者がいる、そういう学会でもあると考えております。2024年度も引き続きご支援賜りたくお願いいたします。


2024年10月
日本安全保障貿易学会 会長 鈴木 一人

以上

総会風景


鈴木会長

 


会場風景