第17回(2021年度)総会は、2021年9月26日(日)に新型コロナウイルスの影響により第32回研究大会と併せてOnlineによるWeb形式で開催されました。55名の学会員の出席の下、昨年度の活動報告に引き続き、本年度の活動計画、昨年度会計報告、及び当学会の第9期理事・監事の案が提案され、いずれも承認されました。なお、新たに理事に就任されたCISTECの塚本氏から挨拶がありました。また、新会員の紹介も行われました。
第30回研究大会は2020年10月にOnlineにて約80名の参加者を得て開催された。午前の自由論題セッション3名の方々から報告があった。午後のテーマセッションでは、第1セッションで「米中技術覇権の核心 -5G-」を、第2セッションでは「中国周辺地域の安全保障と輸出管理」の問題を取り上げました。いずれもホットなテーマであり、フロアからの活発な議論がありました。
第31回研究大会は2021年3月に同じくOnlineで114名の参加者を得て開催しました。午前の自由論題セッションでは3名の報告があり、午後の第1セッションでは「バイデン政権の誕生と安全保障貿易管理」を、第2セッションでは「中国の輸出管理法」を取り上げました。
2020年度の研究大会は初めてOnlineによる開催となりましたが、リアル会議と同様以上な成果が得られたと考えます。第9期の体制での学会もスタートしましたが、今後も学界、産業界、経済産業省夫々の意見をもとに議論が深まることを期待しております。
2021年11月
日本安全保障貿易学会 会長 鈴木 一人
以上