第11回(2015年度)総会は、2015年9月12日(土)に第20回研究大会と併せて拓殖大学で開催されました。43名の学会員の出席の下、昨年度の活動報告に引き続き、本年度の活動計画、昨年度会計報告、及び第6期役員案、更に役員数の増加に関する会則改正案が提案され、いずれも承認されました。また、新会員の紹介も行われました。
昨年度の主な活動としては研究大会を2回開催しています。第18回研究大会(2014年9月開催)は慶應義塾大学で開催され、テーマセッションでは「ロシア・ウクライナ情勢の分析」、「防衛装備移転三原則と企業実務」に関して報告がありました。
第19回研究大会は(2015年3月開催)は同志社大学で開催され、テーマセッションでは「3Dプリンタの現状と将来」、「中東情勢について-ISILをキーワードにして」のテーマで報告が行われました。
これ等のテーマは安全保障をめぐる、社会の関心が高いテーマであり、地域的・政治的な現状の分析、また、将来の輸出管理に対する考察、また、最新の技術動向など企業にとっても非常に大きな関心事であることもあり、活発な討議が展開され、有意義な研究大会となりました。
今後も学界、産業界、経済産業省夫々の意見をもとに議論が深まることを期待しております。
最後になりますが、第5期理事会の会長として学会の運営をさせていただきましたが、このたび、第6期理事会の会長も就任させていただくことになりました。これまで皆様からいただきましたご協力に重ねて感謝申し上げますとともに、さらなる発展を実現するために引き続きご支援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
2015年9月
日本安全保障貿易学会 第5期会長 佐藤 丙午
添付資料
資料0.第11会総会議案
資料1.2014年度活動報告
資料2.第6期役員(案)
資料3.会則改正(案)
資料4.2014年度(2014/4/1 ~ 2015/3/31)会計報告
佐藤会長 挨拶
総会風景
会場風景