第7回(2011年度)総会は、9月24日(土)に第12回研究大会と併せて京都大学で開催された。36名の学会員の出席の下、昨年度の活動報告に引き続き、本年度の活動計画、昨年度会計報告、第4期役員選出、および会則の一部改正が提案され、いずれも承認されました。
役員に関しては、第4期役員として青木節子会長、佐藤丙午副会長が選出されました。今後はお二方の指揮の下、学会の運営がなされることになりましたので、引き続き会員各位のご協力をお願いいたします。
昨年度の第11回研究大会(2010年9月開催)では再移転の問題と、国連制裁に関する研究を行いました。これに引き続き今回の第12回研究大会では北朝鮮制裁問題、米国輸出管理改革をとりあげ議論しました。これらの問題について今後も学会、産業界、経済産業省夫々の意見をもとに議論が深まることを期待しております。また本年2月にはアジア輸出管理セミナーに参加し、学術的な立場から輸出管理の必要性を発表するなどの活動を行いました。なお、先の東日本大震災の影響で、今年3月開催予定の研究大会が9月開催となり、年に1度だけの開催になってしまいました。事情ご賢察の上、ご了承頂ければ幸いです。
最後になりますが、第3期会長として2年間勤めさせていただき、会の発展に努力させていただきましたが、任期途中で国連の任務に就いた期間、会長代行として青木副会長にご尽力いただいたことをこの場を借りて感謝申し上げます。また、これまで皆様からいただきましたご協力に重ねて感謝申し上げますとともに、学会のさらなる発展を実現するため、引き続きご支援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
2011年9月
日本安全保障貿易学会 第3期会長 浅田 正彦
添付資料
1.第7回総会議案
2.2010年度活動状況
3.2010年度(2008/4/1~2009/3/31)学会の収支について
4.会則改正について(概要説明)
浅田会長 挨拶
総会風景