日本安全保障貿易学会は東京大学大学院公共政策研究科の進める「科学技術の進展と国際問題研究プロジェクト」と共催で、『アジアにおける安全保障貿易管理―地域間協力の枠組みを求めて』と題する国際ワークショップを平成19年7月28日に国際文化会館で開催した。アメリカと韓国から3名の専門家が出席し、上記テーマをめぐって活発な討論が交わされた。上記テーマは本学会が設立されて以来、常に研究大会における共通論題となってきた重要なテーマであり、本学会から約50名の会員が出席して討論に加わった。この国際ワークショップは、学会活動を国内に限らず、外国の研究者などとの交流にまで広げる試みの一環として行われたものであり、今後の学会活動の国際展開を図る第一歩となった。これを契機に国際輸出管理学会(IECA)や韓国安全保障通商学会(KAST)などとの研究交流を深めて行きたい。
日本安全保障貿易学会会長・山本武彦
2007年7月28日(土)於:国際文化会館
9:30~:9:40
挨拶 山本武彦(日本安全保障貿易学会会長)
9:40~10:20 基調講演:米国から Dr.S. Gahlaut(CITS, ジョージア大学)
13:45~14:45
日本の安全保障貿易管理
16:15~16:30 休憩
16:30~18:00
パネルディスカッション
モデレーター:山本武彦
パネリスト:M. Chinworth、佐藤丙午、KIM
Kyoung Soo
18:00~18:15 閉会挨拶
鈴木達治郎
Dr. Seema
Gahlaut
18:30 レセプション
[Last Update 2007/09/06]